
では、610mm・800Wのハロゲン電球について話しましょう。
この610mmの電球は、一つのことを徹底的にこなすために作られています。つまり、集中した短波長の赤外線エネルギーを、正確に必要な場所に送り込むのです。800Wという出力なので、信頼性が高く、即座に使える代替品が求められる中規模から大規模な工業用オーブンに最適です。
出力とサイズのバランス
800Wという出力は、1ミリメートルあたりにどれだけの熱が得られるかという点にあります。610mmという長さを活かすことで、熱が均等に分布します。そのため、短い距離で高出力の電球を使用する場合によく見られる、過度に高温になる問題は起きません。
ただし、電源の電圧が電球の要求値に合っているかを必ず確認してください。そうでないと、フィラメントが早く消耗してしまいます。
石英とハロゲンの重要性
タングステンフィラメントは高純度の石英ガラスの中に収められています。その中にはハロゲンガスが含まれており、これがタングステンがガラスの内部に付着するのを防ぎ、フィラメントの厚さを一定に保ちます。これにより、電球の寿命が延び、色温度も変わりません。
また、短波長の放射なので、熱が周囲の空気を温めるのに時間がかかりません。直接材料に熱が伝わります。非常に速いのです。
設置方法
この電球は、ほとんどの標準的な工業用コントローラーと互換性があります。最良な点は、ほぼ瞬時に作動温度に到達することです。オーブンが温まるのを待つ必要はありません。
しかし、注意が必要です。短波長の赤外線は強力です。電球が対象物にあまり近づきすぎると、表面が焼けてしまいます。反射板の角度やコンベヤーの速度をしっかりチェックし、過度な加熱が起こらないようにしてください。
最後に、冷却ファンにも注意してください。もし冷却ファンが十分に機能しなければ、反射された熱がソケットのハウジングを破壊してしまいます。